みなさんこんにちは。可児市、多治見市、土岐市、八百津町から近い御嵩町の歯科医院(歯医者)、ただこし歯科クリニックの井口です。
無意識の時に口がポカンと開いたまま、口で呼吸している子供が増えています。
口呼吸の原因は様々ですが、それが原因で将来の不調や万病を引き起こすことも。
できるだけはやい段階で鼻呼吸の習慣を身につけることが大切です。
呼吸は本来、鼻で行うのが正しい方法。なぜなら、鼻には空気と一緒に入ってくる異物などを取り除き、
鼻腔内で加湿・加温しながら肺にきれいな空気だけを届けるという、空気清浄機のような機能があるからです。
ところが、口にはそういった機能がないので、口呼吸が習慣になっていると、
これらの物質をそのまま取り込んでしまうことになります。
その結果、感染症やアレルギーのリスクが高まり、免疫が低下する可能性があります。
また、常に口が開いていると口腔内が乾燥し、虫歯の原因にもなります。
子供が口呼吸になる要因の一つは鼻づまりが多いようです。
鼻詰まりは鼻の奥とのどの境目あたりにある上咽頭の炎症が原因となっているケースが
よくみられます。
そこで、上咽頭炎・予防におすすめなのが、塩化マグネシウムを使った鼻うがい。
鼻うがいというと、プールや海で鼻に水が入ってきたときのつーんとした痛みを想像する人が多いのですが
塩化マグネシウムを使えば痛くないようです。
マグネシウムには抗炎症作用があるため、食べ物などを通じて腸から吸収された場合だけでなく、
鼻腔や口腔の粘膜からも吸収され、その部位の炎症抑制に役立つそうです。
口呼吸が疑われるお子さんには、就寝前に行うのがおすすめだそうです。
一度口呼吸のお子さんがいるかたはためしてみてください。
私自身、鼻づまりになりがちなので一度試したいと思います。