入れ歯について

みなさん、こんにちは。可児市、多治見市、土岐市、八百津町から近い御嵩の歯科医院(歯医者)ただこし歯科クリニックの原田です。

今回は入れ歯についてお話します。

入れ歯、と聞くと、どんなイメージを持ちますか？
なんとなく、女性の方は入れ歯にはしたくないなぁって方が多いと思います。

実際に当院でも、歯を抜いた後の患者さんに入れ歯のお話しをすると、女性の方はあまり入れ歯にはしたくないということを言われる方が多いと思います。

歯を抜いた後の処置の選択肢として、入れ歯があります。
他にも、ブリッジ、インプラントという選択肢がありますが、ブリッジは抜いた歯の両隣にある歯を削って、3つ以上の連結された歯を被せる形になります。
両隣にある歯が被せ物である場合は、被せ物を取り除いて、形を作り直して、という形でできるのですが、もし両隣の歯がなにも異常のない健康な歯ですと、その健康な歯を削って、ブリッジを作るということになりますので、個人的な意見として、両隣が健康な歯であれば、あまりして欲しくないなぁと思います。

インプラントになりますと、保険がきかないのでお値段があがりますが、そこだけの処置で終わることができ、健康な歯を削らずにすみます。

入れ歯になると、今回の場合は部分入れ歯という形になるのですが、場合によっては削らずに、両隣にバネをかけて引っ掛けるという形で終わることができます。
削るにしろ、維持させるための溝をほるだけの、小さくて少ない処置で終わります。
見た目的にはバネが銀色ですので少し気になるかもしれませんが、健康な歯を削らない、という点では良いと思います。

バネが緩んできて、少し浮いてきてしまう、ということがあっても、当院にお立ち寄り頂ければ、バネを締め直すなどの処置をして再び使えるようにもなります。
しかし、くれぐれもご自身でバネを曲げる等なさらないようにしてください。
間違ったことをされると、バネが折れてしまったり、変形してしまったりするので、気になる点とうございましたら、当院にご連絡ください。

入れ歯の保管等しっかりして頂ければ、長く使えることができるので、とても良いと思います。
1本抜けただけだからそのまま放置しておいても大丈夫でしょ、などとは思わないで下さいね。
歯は、1本抜けてしまうと、支えがなくなったり、噛み合うことができなくなってしまうので、そこから周りの歯がどんどん抜けてしまいます。
お口の健康を守るためにも、1本歯が抜けただけでも、しっかりとご検討くださいね。