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先日 御嵩町の地域包括支援センターにて地域ケア会議に出席してきました。ここでは患者さんの対応にどのように対応していったらいいのだろうかと悩むケアマネさんたちの相談にのり、専門家たちがアドバイスするところなのですが、いろいろな難しい問題があり、以前多職種連携会議で 議題に出ていた居宅と病院また老健のそれぞれのメリット、デメリットを話し合う機会があり、僕自身にとってもいろいろ考えさせられるいい機会となったのですが、可児市のアンケートで、患者さんの約半分はは、家族と暮らすことを望んでいるとのこと、残りの4割は施設でと望むものの、その理由の多くは 家族に迷惑を掛けたくないとのことで、本当は９割の方が、人生の最後の時間を家族と過ごすことを望んでいる、しかしながら、家で介護するということは本当に大変なことでかなりの負担となってしまっている現実がある。少しでも負担を減らすためにヘルパーさんに、来てもらったり、デイケアに週２，３回行ったりと環境が徐々にできるようになってきていい方向になってきてはいるものの課題はまだまだあり、行政がどこまでするのかなど、話し合いは多岐にわたりました。７０歳くらいで認知症を発症すると、家族の負担が大変なものになります。当院に来てくれる患者さんたちを見ていると、７０代はまだまだ若いなと感じます。歯がきちんとそろって、きちんと噛める状態が維持できているのであれば、健康寿命が延びて、皆さん自分の人生をとても楽しんでいるように見えます。しかしながら、寝たきり、認知症となったりとそうでない人もいるわけで、自分の人生、元気なうちからご自分を大切にしてもらった方が後々、健康で良い人生を送ってもらえることを感じます。だからこそ、目先のことだけではなく将来の自分にとって価値があると思う行動をしてもらえると人生そのものが豊かになるのではと思います。
ただ僕は健康でいるうちに、来て下さった方たちにわかってもらえるように伝えてきたものの、寝たきり、認知症になり介護が必要な方たちに対してのケアというものが今後はより求められていると感じ、御嵩町役場の関わる方たちと協力してサポートしていく必要性を感じています。最近は可児市で行われた多職種連携会議では、医師、看護師、理学療法士、介護士、薬剤師などの方たちと交流を行い、どのような取り組みをするべきかなどを話し合っています。歯科に関して言えば、寝たきりになった場合、大切なことは口の中をきれいに保つことです。しかしながら自分では自由が利かなくなったりと中々難しい場合も出てきます。そんな時は定期的な口腔ケアが必要となります。その時は遠慮なく連絡ください。当院の歯科医師と歯科衛生士にて対応していきます。また入れ歯の調子が悪い時も言ってください、遠慮なく。
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