みなさん、こんにちは。可児市、多治見市、土岐市、八百津町から近い御嵩の歯科医院(歯医者)ただこし歯科クリニックの長谷川です。
今日は指しゃぶりについてお話ししていきます。
指しゃぶりは胎児から始まり、生後の哺乳の準備をしています。
赤ちゃんはこの探し、くわえ、吸うという行為(哺乳反射と言います)で生まれてすぐからお乳を飲むことができます。
指しゃぶりは、3才頃までに自然になくなることが多いので受け入れてあげて良いと思います。4才以上以降はあまり長引かせないような心配りが必要でしょう。
###ではなぜ指しゃぶりをするの?
赤ちゃん~3才
・赤ちゃんはなんでも口に入れて遊んだり確認したりします。
・指しゃぶりは気持ちのいいこと、気持ちを落ち着かせる心の安定剤のようなものです。
3~6才
・感受性の豊かなお子様、気持ちの交流が苦手な引っ込み思案のお子様に見られることがあります。
・特別な理由がなく単なる癖で続いている場合があります。
→外遊びや園での社会生活が始まり、いつの間にか指しゃぶりを辞めることが多い時期です。
###ではどうしたらいい?
赤ちゃん~3才
・心配いりません。前歯が出ていることがありますが、指しゃぶりを辞めると自然に治ります。
3~6才
・3才過ぎたら、「指さんとお別れしようね」「指さんさようなら」など優しく声をかけて、そっと指を外してあげましょう。
・お子様の心模様が映し出されていることがあります。
「今不安なの」「退屈なの」「もっと私を見て」など、メッセージをしっかり受け止めてコミュニケーションを増やしましょう。
親さんにできることとして、お子さんを観察することやコミュニケーションを取ること、気づいてあげることが大事みたいですね。