こんにちは、可児市、多治見市土岐市に近い御嵩町にあるただこし歯科クリニックの柴田です。
今回は虫歯予防のためのphコントロールについてお話していきますね!
酸性·アルカリ性には、強弱の程度があります。この酸·アルカリの強さを表すのに、phと呼ばれる数値を使います!
phは酸性からアルカリ性の間に0~14の数字の目盛りで表すもので、ph7を中性とし、それより数値が少ないと酸性、多いとアルカリ性となります。
歯は酸がキライ!?
食事や間食をとると、むし歯菌は食べ物に含まれる糖質を分解し、酸を作ります。すると、口の中は酸性に!歯の表面のエナメル質は非常に固い物質ですが、この酸には弱く限度を超えると成分が溶けだし、むし歯になりやすい状態になってしまいます。
通常はだ液の働きによって30~60分後には中性の状態に戻ります。
口の中のphが5.5より下がると、歯の表面からカルシウムやリンなどのミネラルが溶け始めます。
このph5.5が口の中の環境がむし歯になりやすいかなりにくいかの境目とされているのです。
また飲食回数が多いと、だ液の自浄作用が追いつかず、中性の状態に戻る時間が少なくなり、口の中は酸性の状態が長く続きます。食べる量が少なくても、頻繁に間食をとる習慣がある人は、ない人に比べてむし歯になりやすい環境にあります。
むし歯になりにくい口内環境を作ることが大切になってきます。規則正しく食事をしたり、食後は必ず歯磨きをしたり、甘い飲み物やお菓子はとりすぎないなど、気をつけてみましょう!!
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