舌にできるできものについて

こんにちは。ただこし歯科クリニックの三島です。今日は舌にできるできものについてお話ししたいと思います。

舌は味覚を感知する重要な臓器であるとともに、筋肉の塊であり食塊を形成することや、発音をすることに重要な役割を担っています。そんな舌も人体の一部であるので、当然病気になります。

多いのは咬傷ではないでしょうか。食事中に舌を噛んでしまうことは誰しも体験したことがあると思いますが、これも舌によくある外傷です。噛み癖や、あるいは歯の生え方によっては咬みやすい人もいます。また、噛むだけでなく、歯や入れ歯などの尖っているところにこすれたりしても外傷になり得ます。慢性的な外傷や刺激が長期間にわたって存在すると、一番なってほしくない病気である悪性腫瘍になる可能性があり、そのような刺激の原因は取り除く必要があります。

口内炎もよくある病気の一つです。舌背部は通常の口腔粘膜と性質が違い、ぶつぶつができています。また、舌の先は指先以上に繊細な感覚があり、動かせる部位でもあるため、口の中にある気になる部分にこすりつけたりすると刺激になって口内炎ができることがあります。そういった場合はこすりつけないようにするだけで自然と症状は落ち着くことが多いです。

歯も大切ですが、舌も大切な臓器ですので、気になることがありましたら気軽にご相談ください。

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