こんにちは!
今年もあと2カ月で終わりですね。
日が暮れるのもすっかり早くなって、
冬の近づきを感じます。
今日は喫煙と歯周病について
お話ししたいと思います(゜-゜)
喫煙による害というと、真っ先に挙げられるのが
癌ですよね。
欧米の研究によると、がん全体の30%、
肺がんについては90%近くが癌の影響と
考えられています。
そのほかにも、喫煙は肺気腫、心筋梗塞や脳梗塞などを
引き起こす原因として知られており、妊娠や出産への
悪影響も指摘されています。
実は歯周病も喫煙の影響が非常に大きい病気の
1つなのです!
喫煙は、さまざまな方向から
口腔内の環境を悪化させます。
おもな3つの要因をご紹介いたします。
①歯肉の血流が悪くなる
ニコチンや一酸化炭素によって歯肉の血流が悪くなり、
酸素や栄養が十分に行き届かなくなる。
②歯肉細胞の活性を抑制する
炎症を起こした歯肉の回復を妨げ、治りにくくする
③唾液の分泌を抑制
唾液の洗浄作用や殺菌作用が十分に働かなくなる
以上の3つの要因で、
喫煙により歯周病が悪化します。
歯周病のみならず、
体全体のリスクを考えても、禁煙することが望ましいです。
直ちに禁煙することが、
歯周病の予防・治療の第一歩です(^^♪
前田