こんにちは
管理栄養士の柳谷です^^
今回は糖尿病についてお話ししたいと思います。
まず、糖尿病の概念はインスリンの作用不足によってさまざまな代謝異常がおこり、その結果、糖尿病性腎症や高血圧、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害など種々の合併症が出現します。
糖尿病治療の基本は食事療法です。
インスリン作用不足を解消し血糖値を改善するだけでなく、合併症の予防や治療に役立ちます。
食事は生活習慣の中心になるもので、その豊かな食生活を支えるのは健康な歯です。
そして、糖尿病を克服するためには、食事療法だけでなく
運動療法も重要な役目を持っています。
血糖値が上昇すると膵臓からインスリンが分泌され、細胞内に存在するGLUT4が細胞表面に移動してきます。近年、筋委縮はインスリンとは別のルートで、GLUT4に働きかけ、同様に血糖の取り込みを促進することが報告されています。
高強度ではない自転車運動をした時の下肢骨格筋への糖取り込み量を計測した実験では、2型糖尿病患者と健常者に同程度の変化が生じていました。このことから、インスリンとは別のルートから糖の取り込みがされていることがわかります。
運動をする際にも歯は重要な役割を果たしています。
力を入れるとき、食いしばることができるのは健康で強い歯あってこそです。
さらに糖尿病は、歯周病を悪化させ歯がなくなる原因を作ります。
健康のためにも、健やかな歯のためにも糖尿病にならないように、もしくは悪化させないように、食事と運動、そして歯の健康を普段から気を付けていきたいですね☆