皆さんこんにちは。可児郡御嵩町の歯科医院、ただこし歯科クリニックの畑佐です。今年は寒い時期が長かったように思いますが、ようやく春が訪れてくれそうですね♪とはいえ気温差があるので風邪も流行しているようです。インフルエンザもまだまだ・・・。私も今週風邪をひいてしまいました。季節の変わり目は何かと体調を崩しやすいです。皆様ご自愛ください。
さて今日は指しゃぶりにつてお話させていただきます。離乳期の指しゃぶりは当然のものです。しかしそれが長期に渡って続いていると保護者の方々は心配になってくるのではないでしょうか。一般的には3歳までの指しゃぶりは気にしなくても大丈夫だといわれています。しかし、この習慣には弊害もあり、長期間続くと歯並びやかみ合わせに悪影響を及ぼします。例えば、でっ歯になってしまったり、上下の歯をかみ合わせた時に隙間が空いてしまったりします。通常乳歯がすべて生えそろう頃までに日中も目立った指しゃぶりはなくなるそうですが、3歳児の約20パーセントは指しゃぶりのくせを持っているそうです。そしてこれが子供によっては4~5歳頃まで続きます。この時期の指しゃぶりの多くは不安や緊張を和らげる効果があることから、小児科医の多くは無理にやめさせるべきでないというのが通常です。
次回に続きます。