歯と姿勢のカンケイ

みなさんこんにちは
ただこし歯科クリニックの歯科衛生士の佐合です
今回はみなさんも知らずのうちにやってしまっているかもしれないクセや習慣がお口の中や顎に及ぼす影響についてお話します
みなさんは、こんなクセしていませんか??
①頬杖をつく、あごを枕にのせる(うつぶせ寝)
②横向きに寝る、寝たまま本を読む
③高い枕で寝ている
④足を組んで座るクセがある
⑤横座りをする
⑥食事中にテレビを見る
⑦長電話をする
⑧首を前に傾けて仕事をしている
いくつあてはまるものがありましたか??
このクセが顎関節症を引き起こしてしまったり、歯並びを悪くしてしまう原因になることがあるのです
ではなぜ、このクセがいけないのでしょうか…詳しくお話していきます(^^)/
①頬杖をつく、あごを枕にのせる(うつぶせ寝)
→頭の重さがそのまま歯やあごにかかります。その強さは歯列矯正時の力よりも強く歯を動かしてしまいます
②横向きに寝る、寝たまま本を読む
→このときも下になった側の歯やあごに強い力が加わります。毎日のようにしていれば、歯やあごがずれてしまうことに…
③高い枕で寝ている
→首がうつむいた状態になるため、あごの付け根に力が入ったり、奥歯をぐっとかみしめる状態になりがちです
④足を組んで座るクセがある
→顎関節症の人の80%が足を組むクセがあるといわれています。足を組むと骨盤が傾いた状態になり、上半身の姿勢がくずれてあごの関節のズレにつながります
⑤横座りをする
→足を組むのと同様に、横座りをすると骨盤が傾き、上半身の姿勢がくずれてしまいます。そのためあごの関節のズレにつながります
⑥食事中にテレビを見る
→テレビを見るために体や首がひねった状態になりがちです。当然あごがズレたままの不自然な情タオで食べ物をかむことになり悪影響を及ぼします
⑦長電話をする
→長電話で疲れてくると、受話器に頬を乗せる形になり、頬杖をついた時と同様に、片方のあごに頭の重みがかかり首にも悪影響です
⑧首を前に傾けて仕事をしている
→首を曲げて下を向くと、あごの関節もズレます。仕事中はどうしてもこの姿勢になりがちですが、時々休んで正しい姿勢をとるようにしましょう
私も診療中、歯のメインテナンスをしているときはどうしても⑧の姿勢になりがちで、肩こりや腰痛もありました。正しい姿勢を意識したり、ストレッチをなるべくして同じ姿勢にならないように心がけています。
毎日のちょっとしたことではありますが、積み重ねると歯やあご、また体全体にも影響がでてしまうこともあります
自分の体を大切にするために、すこし気をつけてみましょう(^^
2024年11月
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