咬む力

こんばんは!歯科衛生士のいとうです!
 
今回は、咬む力の大きさについて書きたいと思います!

咬む力は人によってまちまちですが、ご自身の歯の先端を見てください。

平らになっていたり、刃物でスパッと切ったようにとがっていたり、つるつるになっていたりしませんか?

それらはいずれも歯が強く当たってすり減った跡なのです。

咬む力は人によって違いますが、
普段生活していると、自分の体重かそれ以上の力がかかります。

また、夜寝ている間には、ほとんどの方が食いしばったり、歯ぎしりをしたりします。

そのときには普段の3~5倍の力がかかると言われています。
このように歯にはとても大きな力が加わります。

何年もこのような力がかかっているのに、歯が倒れないのが不思議なくらいです。

これに耐えられるのは、歯を取り巻く歯茎や骨のおかげなのです。

ところが、もう歯周病で骨や歯茎がやせちゃってしまったんですが・・・とか、
歯が割れてきている、という方の場合には、力をコントロールすることが必要になります。

具体的には、ナイトガードといって、マウスピースのようなものを着けてもらうことです。
これによって、歯に余分な力がかかることを防ぐことができます。

また、強く咬みこんでも歯よりもやわらかいナイトガードのほうが
磨り減ってくれるので歯自体の保護にもなります。

 
みなさんぜひご自身の歯を一度チェックしてみてください!
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