むし歯をただ治すだけではなく、なるべく虫歯にならないようにきちんと虫歯予防を行い、優しい衛生士さんが歯磨き指導も行います。
虫歯治療や予防治療は、もちろんのこと、口呼吸・低い舌位・悪い飲み込みなどの口の周りの悪習癖の改善のための歯並び治療までサポートすることが可能です。
ただこし歯科・矯正歯科 総合クリニックには、栄養士(管理栄養士含む)が複数在籍しており、健康のために何を食べるのが良いかなどの食事の指導もさせていただきます。
よくあるご質問
お口のケアについて
フッ素はいろいろな効果があり、1つ目は、歯を丈夫にしてくれることです。2つ目は、食事をすると歯の表面が脱灰と言われるカルシウムなどの大切なミネラルが溶け出してしまうのですが、唾液により溶けたミネラルが元に戻り再石灰化と言われる歯を再強化してくれ、フッ素は再石灰化を補助してくれるメリットがあります。3つ目は、虫歯菌が出す酸を抑制してくれることです。4つ目は、虫歯菌の発育を抑制することが挙げられます。
嫌がる子を無理やり押さえつけて仕上げ磨きをすることは、トラウマとなり、一生歯医者は怖いところだという認識になり、通えなくなってしまいます。定期的な虫歯予防や仕上げ磨きをしないとお子さんの口腔内は虫歯が出来たりと大変なことになってしまいます。
出来れば、徐々に歯科医院に慣れてもらったり、来ていただいた時に他に気をそらしたり、楽しい話をしながら口を開けてもらえるように徐々に出来るようになるといいかとは思います。
一般的には10歳から12歳くらいまでと言われていますが、ある程度きちんとお子さんが歯磨きが出来るまででいいかとは思います。
早い段階できちんと歯磨き出来るようになってくれれば、時々チェックするくらいでいいかと思います。13歳になってもできていないのであれば、上手く自分で歯磨きができるように日々指導するべきかと思います。
もしくは、かかりつけの歯科医院で衛生士に正しい歯磨きのやり方を指導してもらい、自分できちんと出来るように教えてもらうこともいいかと思います
歯磨きの効用の中に、歯周病や虫歯予防に効くことが多いので、せっかくなら使ったほうが効果が期待できるかと思います。
歯並び・悪いクセについて
口呼吸などの悪習癖などが、顎の正常な成長を邪魔をし、顎の発育不全を起こしてしまいます。その影響で顎が狭くなり、歯が生えるスペースが足りなくなり、歯並びが悪くなってしまうのです。口呼吸を確認する方法として、寝ている間に口が開いていないか、奥歯は綺麗なのに前歯の表面が着色していないか(黄色くなっているなど)などがあります。体に与える影響としては、寝ている間などお口をポカンと開いているときに、空気と共に菌が口腔内に入り、免疫力が下がり風邪をひきやすくなります。その他、アレルギー、いびき、鼻詰まり、扁桃腺肥大、気管支喘息、睡眠時無呼吸症候群などのリスクもあります。
1歳から2歳くらいの指しゃぶりは、感覚を養ったり、遊びだったりで必要なことなので、3歳くらいまでに指しゃぶりをやめさせれば問題ないかと思います。
指しゃぶりをやめさせるには、他の楽しいことや何かに集中させたり、気を散らしたりすることで止めさせることができます。指しゃぶりを続けていると上の前歯を指で押してしまい、出っ歯になってしまうことが、問題となりますので、3歳くらいにはやめさせるようにしましょう。
原因として最も考えられるのが、舌低位が挙げられます。本来は舌は上顎に張り付いている位置が正常なのですが、口呼吸をしているとどうしても舌が邪魔となり舌が下がってしまいます。そうなると舌の可動範囲が狭くなり窮屈となり滑舌が悪くなってしまうのです。それが原因の一つとなります。
低位舌の特徴としては、以下が挙げられます。
1食事の時に時間がかかる、食べ物を水などの水分で流し込む食べ方をしている
2舌の端に歯に舌を押し付けたようなギザギザの跡がある
3口呼吸している
4いびきをしている
改善方法としては、口腔機能(悪習癖)を改善するトレーニングが必要となります。
お口のトラブルについて
おそらく歯を打撲されたのだと思いますが、動揺が少なく歯の位置が変わっていなければ、消毒で様子を見てもらえれば良いのです。
しかし、歯が脱臼して位置が変わっているのであれば、正しい位置に固定する必要があります。また、腫れているときは、消炎鎮痛剤と抗生剤を、飲んでいただいた方が良いかとは思います。
ぷくっと膨らんでいるものが何かによりますが、噛んでしまい血豆みたいなのであれば、自然と治ってくることが多いかと思います。血豆が破れて口内炎になってしまった場合は、塗り薬にて治す事もできます。
また、粘液嚢胞と呼ばれる中に透明な組織液が入っているものの場合は、口腔外科にて外科的に切除されるのが良いかと思います。
小帯は、主に上唇小帯や舌小帯がありますが、正常な発音の妨げになったり、顎の正常な発育を抑制したりしますので、上の前歯の永久歯が生えてくる頃までに改善しないのであれば、外科的に切除が必要になることがあります。
また筋機能矯正のトレーニングによって改善する事もあります。
大人の歯が、乳歯の下から生えてきて押してくると自然に抜けてきますので、基本的に乳歯が抜けるまで待ってもらえばいいかと思います。
ただレントゲンにて乳歯の根っこの一部分が残って引っかかって抜けない場合は、抜いたほうが良い場合もあります。乳歯がむし歯になっていたり、根っこが膿んでいたりする場合、その歯だけ見ると抜いても良い場合もありますが、早期に抜くと歯が寄ってきて、永久歯が生えるスペースがなくなってしまうリスクがあります。多少乳歯がぐらついてきても自分で強引に歯を抜いたりせずに、自然に歯が抜けるのを待ったほうが良いかと思います。あまりにもグラつきが気になる時は、掛かりつけの歯科医師に相談されればと思います。
4つほど原因がありますが、1つ目は歯磨き、仕上げ磨きが十分に出来ていないことです。これは最も分かりやすいかと思いますので、日々の歯磨きをきちんと行うことと歯科医院での定期的な歯肉炎のケアが大切となります。
2つ目は、間食が多いことです。間食をすると口腔内が酸性に傾き、その時間が長いと虫歯になりやすくなりますので、食生活の改善が必要となります。
3つ目は歯並びが悪いことです。歯並びが悪い場合、凹んだところに汚れが溜まりやすく虫歯になりやすくなるので、きちんと歯磨きするか、もしくは矯正して歯並びを改善して清掃性を良くすることもいいかと思います。
最後の原因は、口呼吸です。改善策としては鼻呼吸に改善することが大切となります。
食育について
牛乳の中に入っているカルシウムは歯を丈夫に保つ為には欠かせない成分です。
しかし、牛乳には成分として乳糖という糖分が含まれています。
この乳糖は、寝る前にロ腔内に残ったままだと、虫歯の原因になってしまいます。
牛乳はとても体に良い飲み物であるのですが、飲むタイミングであったり、飲んだ後に歯磨きをしつかりして寝るなどをしていただいたりすることを意識してみてください。
おやつの目的を知っていますか?
子供のおやつは食事で足りない栄養素を補う「補食」の役割があります。
幼児は、胃袋が小さくて1回の食事量が少なく、3度の食事だけでは必要な栄養がとれない事があります。そのため、3度の食事に加え1回は補食としておやつが必要な子供もいます。おやつは目的を知り、必要な量と物をその子に合わせて選び与えてあげるのが良いでしよう。
一般的に、離乳食を始める目安は5〜6カ月頃とされています。
この頃に赤ちゃんが発する以下のサインも離乳食を開始する目安です。
・首がしっかりすわっている
・寝返りがうてる
・食べ物に興味を示す
・スプーンなどを口に人れても舌で押し出すことが少なくなる
このようなサインもあげるタイミングのひとつですが、個々に与えるものが変わってくるので、その子の様子をしっかり確認し、状態に合わせて始めてあげるのがベストです。
食事中に水分補給しながらご飯を食べることを「流し食べ」「水洗式食べ方」と言われています。この流し食べをすることにより、身体が唾液を出さなくても水分が足りていると勘違いしてしまい、唾液の分泌が悪くなり繊維質の食べ物を更に食べづらく感じます。
そして、この流し食べも顎の成長を邪魔する悪い癖となり、将来的に歯並びがガタガタしてしまうことも考えられます。
繊維質の食べ物が苦手、あまり良く噛まないなどある場合食事中の水分摂取について一度チェックしてみてください。
その他
一つ目は、歯みがき、仕上げ磨きが足りないことによる歯肉炎によるものです。これはママさんの仕上げ磨きの徹底、本人のきちんとした歯磨きの徹底で改善されます。
もう一つの原因として口呼吸による口臭があります。特に夜間寝ている間にお口ポカンと開いてると歯周病菌が繁殖して口臭が起きやすくなります。
確かに、乳歯は、永久歯より虫歯になりやくなります。
なぜなら、歯の最も外側を覆うエナメル質という防御壁とも言うべき歯質の厚みが、乳歯は永久歯の半分しかないため、どうしても虫歯になりやすくなります。また、歯は生えたての頃は非常に脆いことが挙げられます。
これが大人になるに連れて、再石灰化と呼ばれ、カルシウムなどのミネラルを取りこんで、歯の表面が強化されていきます。この再石灰化させるためには、間食などをしないことが重要となります。
よくママさんから「まだ歯が生えて来ないけれど大丈夫かな?」「乳歯が抜けたけど、中々永久歯が生えて来ないけど、、、。」といった悩みの相談を受けます。
生まれたばかりは、もちろん歯がありませんが、そこから2歳半から3歳にかけて、20本もの乳歯が生えそろってきます。その後、6歳くらいで、6歳臼歯と呼ばれる歯が1番奥の乳歯の奥から生えてきます。そこから、13歳くらいにかけて一番奥の大臼歯まで生え揃って行きます。おおよその生え変わる時期は、こちらの表の感じですが、個人差がありますので、歯が生えて来るのが、周りの同級生のお友達と比べて遅かったとしても不安に思う必要はありません。あまり気になるのであれば、レントゲンにて確認されればと思いますが、ほとんどの場合は、きちんと生えてきますので安心してもらえればと思います。
歯がある程度生えてくる1歳半から2歳くらいに通い始められるといいかと思います。乳歯の生えたての頃は、歯質が非常に脆いため、フッ素などの虫歯予防が効果的となります。小さい頃は、歯医者に行くことすら嫌がることもあると思いますので、虫歯を作らないように予防で通ってもらいながら、徐々に慣れていってもらえればと思います。
もちろん大丈夫です。
当院は 全ての診療室が個室であり、広めのスペースとなっているので、一緒に連れて来て頂いても良いです。また、兄弟の子が小さい場合は、保育士のいるキッズルームがありますので、キッズルームで遊んでいてもらっても大丈夫です。
こんにちは、歯科医師の上野頌悟です。
ただこし歯科・矯正歯科 総合クリニックは、小児歯科にも注力している歯科医院です。
生涯を通じてお口の病気で痛い思いをしないように、お子さんの頃からお口の健康をサポートしていきたいという思いをもとに小児歯科の担当医師として働いております。
子どもの虫歯治療や予防治療だけでなく、歯並びが悪くなるのを根本原因から改善するマイオブレース 矯正(筋機能矯正)や管理栄養士による食事指導などさまざまな分野の治療を取り組んでおります。
お子さんが幼いときからお口の中の指導、管理を行うことによって、大人になってからお口のトラブルが少なくなります。当院では、歯科医師や歯科衛生士、管理栄養士など多くの専門スタッフがおりますので、お子さんのお口の健康を全面的にサポートさせていただきます。
こんにちは、歯科医師の加藤貴子です。
お子さんが大人になったとき、お口の健康のことで困らないようにトータルサポートしていきたいと思っています。
当院では、虫歯の治療、予防だけではなく、歯並びの治療や食育指導など様々な分野の治療に取り組んでおります。一人ひとりお子さんに合った治療のご提案と丁寧な説明ができるよう心がけています。
お子さんが小さい頃から歯やお口について興味を持っていただき、大人になってからお口のトラブルが少なくなるようお口のトータルサポートをさせていただきます。
お子さんのお口が健康になって笑顔になってもらえれば、嬉しいです。